こんにちは。社労士試験合格者のれいると申します。
今回は、「スマホは学力低下につながるのか?」というお話をしていきたいと思います。
まずは、みなさんの生活を思い返してみてほしいのですが、
「朝起きたらスマホ」
「通勤・通学時にスマホ」
「昼休憩にスマホ」という生活、していませんか。
ぶっちゃけ私自身、つい最近までこの生活していました。
そんな時に、脳トレで有名な川島教授が「スマホの利用時間が1時間未満である人と、それ以上である人の偏差値に差がある」という研究を発表されていたことを知りました。
通っていた予備校の確認テストでも、点数がなかなか上がらず伸び悩んでいた時でしたので、試してみることにしました。
結果、いわゆるスマホデトックスを始めた年に合格率6.9%という壁を乗り超えて合格することができました。
実際、このスマホデトックスが影響していたかどうか確実な事実関係はありませんが、暗記力であったり、考える力であったりは成長したと実感しております。
では、なぜ成長を感じることができたのか、実際に実行したことを元に自分なりに分析した結果をご紹介していきたいと思います。
以下、社労士試験での実践となりますが、他の受験生の方にも当てはまると思うので、ぜひ参考にしてみてください。
①1日スマホを触る時間を1時間半に抑える。
私がスマホ時間を見直す前までは、スマホを使用している時間は、1日平均して4時間~5時間でした。
「SNS更新しなきゃ!」
「LINEの返事しなきゃ!」
「YouTubeで何か面白い動画ないかなぁ~」
…と次から次まで見始めてキリがない状態でした。まさにスマホ依存症。
自分はちゃんと勉強もしているし、息抜きにスマホぐらい…と思っていると意外と長時間スマホ触っていたのです。
そんな時に知ったのがこちら。
脳トレで有名な川島教授が発表した学力とスマホの関係です。
『「受験期のスマホ制限、偏差値に影響」 脳トレ・川島教授が思う学力との関係』
(朝日新聞Thinkキャンパスより)
当時、私は朝6時に起きて勉強、昼休みも勉強、仕事が終わってからも深夜まで勉強としているにも関わらず、まったく成績が伸びていなかったのです。
こんなにも頑張っているのになんでだろう…と悩んでいたので、とりあえず試せることは試してみることとしてスマホデトックスを始めました。
結果、めちゃめちゃ効率がいい勉強ができるじゃないか!
そして、自分で気がつかないうちに、勉強しながらも「次いつスマホ見よう」とか考えていたことに気がつきました。
まさに「ながらスマホ状態」で勉強していたということです。
スマホを遠くに追いやることで、脳内にスマホがチラつかなくなりましたし、目の前の勉強だけに集中することができました。
結局、私は1日平均1時間半程度には抑えることができましたが(本当は1時間に抑えたかった)、これだけでもかなり成長を感じられました。
また、スクリーンタイムの時間が少なくなると、なんだか達成感を感じることができました。
②寝る前のスマホをやめる。
寝る前、枕元にスマホを置いていると、ついスマホを見てしまいませんか。
私自身もこれまでは、寝る時に枕元で充電をしながらスマホを見ており、そのまま寝落ちるという生活をしていました。
そして、次の日の朝になれば、
「あの事件どうなったかな~」「あの人のSNS投稿の話どうなったんだろう」
と、寝る前にスマホで見た記憶で頭いっぱいになっていました。
そして、せっかく何時間もかけて勉強した記憶は、すっかり消えかかっていることに気がつきました。
そこで、寝る前に「見たもの」「聞いたもの」は記憶に残りやすいことが分かり、この時間に勉強以外のものを見たり聞いたりすることは非常にもったいないと感じました。
それからは、スマホの充電は1つ離れた部屋でして、ぜったいに「寝ながらスマホ」ができない状況を作るようにしました。
③SNSに依存はNG!部屋に「SNS禁止」と張りまくる。
私の場合、スマホを触ってしまう最大の天敵が「SNS」でした。
他の人の更新が気になって仕方がないし、勉強頑張っている私として何か更新したくて仕方がないという承認欲求があまりにもひどかったのです。
このままでは、SNSに時間を取られてまた今年も落ちてしまうと危機感を抱きました。
そこで、部屋中に「ツイ禁」(いつまでもツイッターと言ってしまう奴)と張り紙を貼りまくりました。
(ついでに5時起きも目標にして追加して書きました。)
同じように、SNSをどうしても辞められないという方は、あちこちに紙を貼りまくるのもおススメです。
自分で決めた約束でもあるこの紙を見ると、スマホを触る罪悪感がやばくて、気持ちを抑えることができました。
④電車では、スマホを本に変える。
次に試したのが、通勤などの電車で今まで触っていたスマホを本に変えたことでした。
せっかく家の中でスマホを触る時間を減らしても、電車の中でも触ってしまっていたら、スマホを触りたい欲が出てきてしまいます。
なので、電車の中ではテキストを読んだり、問題集を読んだりして過ごし、スマホを触るのを辞めました。
あと、電車の中を一度見渡してみてほしいのですが、みーんなスマホ触っているんですよ。9割ぐらい。
受験生になるまでは今時当たり前じゃないか!と思っていましたが、そんな中で本を読んでいたらかっこよくない?と思うようになりました(笑)
自己肯定感めちゃめちゃ上げたい!という方にも、おススメです。
⑤勉強の息抜きはスマホではなく、他のものにする。
受験勉強中にスマホを息抜きにしてしまうと、ずっとスマホを触ってしまう恐れがある為、スマホでの息抜きはおススメしません。
なので、スマホ以外で息抜きできるものを探してみてください。
私は、アマプラでアニメをひたすら観ていました。受験生なのにと思われそうですが、ご飯を食べる時だけ観るというルールにしていました。
あと、アニメからは学ぶことも多くあり、勉強にもなっていました。
(また後日アニメから学んだことについて記事にしようと思います。)
その他、わざと遠くのケーキ屋さんに自転車で行って勉強の友となるおやつを買いに行くなどミッションを作って忙しくし、スマホを触れる時間を作らないようにしました。運動することでリフレッシュにもなり、脳がスッキリしました。
結果、模試の得点アップからの本試験合格!
社労士試験に合格した年の5月からスマホデトックスを始めたので、5月の択一は41点とC判定で合格点には行きませんでしたが、なんと6月の模試では択一49点でB判定と初めて合格点にいきました。
さらに、この年に合格することができたので、少なくともスマホデトックスは効果があったかなと思いました。
スマホを触っている時の頭の中って、受動的であり、何も考えず頭が常にぼーっとふわふわしたような感覚であることに気がつきました。
なので、それに慣れてしまうと、問題を解く時に、考えるという力が不足してしまい、解けるはずの問題も解けなくなっているようにも感じました。
あとは、スマホによって読解力の低下につながる恐れがあることです。
スマホで文字を読むと、読み飛ばしながら、テキトーに読んでいても意味を理解できることが多くあります。
社労士試験では、文章の解釈を間違えることは致命的であり、ボロボロと点数を落としてしまうことになります。
しっかり文章を読めるようにするためにも、スマホと適度な距離を置くことが必要であると思いました。
私の場合は、社労士試験での経験談ですが、他の受験でも当てはまるのではないかと考えています。
ぜひ、いまいち点数が伸びないなぁという方は試してみてください!
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