社労士勤務登録は意味ある?一般企業で勤務登録してよかった理由を語る!

社労士合格後

こんにちは、れいるです。

社労士試験に合格して、今後どう進んでいこうか悩まれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
その中で選択肢の1つとして、一般企業の実務に就いている人であれば「勤務登録」という選択肢があります。

しかし、「社労士の勤務登録って意味あるの?」そう思われるかもしれません。
「登録してもメリットがない」「登録料や月会費がもったいない」という声もあるかもしれません。

れいる

正直、私自身も勤務先で登録するかどうかかなり迷いました。
ですが、実際に登録してみて感じたのは「思っていた以上に得られるものが多い」ということです。

では、一般企業で勤務登録をしてよかったと感じた点をまとめてみたいと思います。

勤務登録をしてよかったこと

れいる

私は、令和6年に合格してから年明けの令和7年1月に一般企業で勤務登録を行いました。

登録してからは、研修が受けられるメリットはもちろんですが、先輩社労士さんと混ざることで社労士の雰囲気を直接感じることができたことは大きなメリットとして感じています。
では、実際に登録すればどのようなことができるのか・登録してよかったことは何なのか具体的にお話します。

社労士同士の交流が増えた

登録をすることで、社労士会に所属することができます。
そこから研修や勉強会、交流会の案内が届き、自然と社労士同士のつながりを増やしていくことが可能です。
一般企業に勤めていると「資格を持っているけど孤独」という状態になりやすいですが、社労士会を通じて情報交換ができ、モチベーションの維持にもつながります。

れいる

特に、将来的には開業を目指したいけれど、今すぐには難しい方であれば、早くから社労士会で交流することで人脈作りにつなげていくことができます。

研修に参加して最新情報をキャッチできる

所属の会や支部によりますが、登録すると都道府県会や支部の研修に参加できます。
社労士試験勉強から離れると、せっかく積み上げてきた知識が抜けてしまう恐れがある為、登録して定期的に勉強できる機会を作ることができます。
さらには、最新の法改正や実務のトピックを学べるのは大きなメリットとしてあります。
自分だけで情報収集をするには限界がありますし、社労士先生から具体的なお話を聴くことができるなどメリットがあります。
また、研修によっては他士業の先生の研修が受けられる場合もあります。
資格を「死蔵」させず、常にアップデートできる環境が整います。

「資格を活かしている」という自信につながる

私の場合ではありますが、勤務登録をした上で実務をしていると、社員や上長から相談される機会が増えました。
また、登録することで社労士と名乗ることができ、周りからの信頼や人事評価にも良い影響を与えることができました。
その他、研修や先輩方から学んだ知識を社内で活かすことができ、社内貢献が自分自身のキャリアアップにつながったと思っています。

れいる

社内で活かせる内容の研修については、出張旅費と研修費を会社に相談して負担してもらったこともあります。
相談次第で、経費を負担してもらいながら積極的に研修に参加することも◎。

よくある「勤務登録のデメリット」と私の考え

勤務登録する上で、デメリットとして考えられる内容は、

  • 入会金や会費の負担がある
  • 開業登録していなければ社労士としての活躍はできないのではないか

といったことが挙げられます。

れいる

デメリットはもちろんあることはあるのですが、デメリットを含めてでも登録した方がいいのか検討してみましょう。

登録料や会費の負担がある

れいる

実際、私は開業の為に退職を予定していた為、最初から入会金や月会費の交渉はしなかった為、全額自己負担でした。

もし、今の会社でずっと働く予定であれば、会社と相談して負担してもらうよう相談してみてはいかがでしょうか。
その際には、会社が経費として負担することになりますので、会社にとってどのようなメリットがあるのかをメインに交渉されることをオススメします。

開業登録していなければ社労士としての活躍はできないのではないか

一般企業の勤務登録では、法人内でしか社労士と名乗っての業務を行うことができません。
ですので、登録しても意味がないと感じられる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

れいる

しかし、開業を希望していない方にとっては、社内で活躍できれば良いことですので、「会社が顧問先だ!」と考えて会社に貢献していく存在を目指すことも可能です。

勤務登録は「つながり」と「学び」が広がる

「勤務登録は意味ない」と感じることもあるかもしれませんが、私は実際に登録してみて、人脈形成・知識のアップデート・自己研鑽という大きなメリットを得ることができました。

特に一般企業で働いている社労士にとって、勤務登録は「資格を活かし続けるための環境づくり」に直結します。
勤務登録に迷っている方は、登録して社労士会の雰囲気や研修を体験してみることをオススメします。

費用面はデメリットではありますが、私は「会費以上の価値がある」と感じています。
人脈、情報、学び、モチベーションに対する投資であると考え、ぜひ社労士の一員として活動されてみてはいかがでしょうか。

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