こんにちは、れいるです。
今回は、社労士受験生の頼もしい味方『秒トレ』アプリについてご紹介したいと思います。
ゲーム感覚で回せば回すほど頭にインプットできる優れたアプリで、課金するだけの価値はあります。
しかも、安価な為(1科目200円)、ムダにテキストを購入するよりもコスパ最強です。

秒トレの回し者ではありませんが、私はすべての科目課金してダウンロードしていました。
しかし、私は試験に落ちた1年目に秒トレアプリの使い方を誤ってしまい、失敗したことがあります。

当時は、単に回せばいいと思っていて、何の意味もなく答えだけを覚えてしまっていたのです。
そこで私は、合格した年に秒トレの勉強方法を改善し、効率良く勉強する方法を身につけた為、その方法について紹介していきたいと思います!
※以下、秒トレさん公式として発表しているものではなく、あくまで私個人の勉強方法であることを予めご了承ください。
秒トレを回す時の注意点
私が、『秒トレ』を回している中で、「失敗したなぁ…。」と思ったことは以下の通りです。
- 答えだけを覚えようとしていた。
- 速く解こうとして問題文をちゃんと読んでいなかった。
- 正答率100%を目指そうとしていた。
では、なぜ「失敗したのか」「失敗からどのように改善したか」についてお話していきます。
選んだ回答に対して説明できるようにする。
『秒トレ』の良さは、ゲーム感覚で気軽にまったりしながら勉強できることですが、私はそれをオーバーに勘違いして、答えだけを覚えて正解できればOKと思ってしまっていました。
例えば、問題文の見た目や、空白の前後だけで回答を判断して正解できたとしても、それは『秒トレ』上だけでの正解です。
なぜその回答になるのか、理由がきちんと説明できなければ、本試験で正解はできないと考えられます。
回答する時は、なぜその回答になるのか考えながら回答していくことをオススメします。
空白以外の箇所も読みながら論点抑えて選択対策+択一対策につなげる。
社労士試験は覚える量が膨大で、省略しながら勉強したくなることもありますが、要点をまとめてくれている『秒トレ』だからこそきちんと文章は読むべきです。
『秒トレ』の問題だけでもきちんと読んで判断しようと思う気持ちが、理解につながっていきます。
また、日ごろから文章を読み飛ばしてしまう癖がつくと、本試験で択一の読み飛ばしをしてしまう可能性があります。
『秒トレ』は、選択対策のみだと思われがちですが、私は択一で覚えておかなければならない論点をまとめてくれているアプリであるなとも思いました。
ですので、『秒トレ』でしっかり文章・論点を抑えることで、選択対策に加えて択一対策もでき、効率良く学ぶことができるのではないでしょうか。
正答率100%でなくてもいい。
SNSなどネット上で、正答率が高い人を見かけると、つい自分もそれぐらい解けないといけないのかなぁと気になってしまいますよね。
しかし、正答率100%目指そうとすると、正答率を上げることが目的となってしまい、『秒トレ』を回す質が落ちてしまいます。
いっそのこと正答率のことは忘れて、素直に問題を解くようにしてください。
そうすることで、問題を解くことに集中できますし、問われている内容がㇲッと頭の中に入りやすくなります。
また、正答率は回しているうちに勝手に上がっていくので、気にしなくて構いません。
1回転目にやること
初めて『秒トレ』を回す時、ぜんぜん手ごたえを感じることがないかと思います。
しかし、最初はそれでぜんぜんOKですし、最初からスムーズに解けるものではないと思っていた方が楽です。
1回転目の目的としては、
- とりあえず1回転すること。
- 素直に分からないことを認めること。
- 「へーこんな問題なんだな~」ぐらいの軽い感覚で問題に触れること。
以上です。
では、実際どういうことに気をつけて1回転目を回したらいいのかについてお話します。
正答率は気にせずとにかく1回転する!
初めて『秒トレ』を回した時は、分けも分からない状態でとりあえず1回転してみることをオススメします。
恐らく、問題一覧の画面が真っ赤になるかもしれませんが、気にせず突き進んでみてください。
1回転目は、問題に触れるということが大事ですので、ここで心を折らさず、問題を解くことだけに集中してください。

私は、随時テキストで勉強し終わった科目ごとに解いていきましたが、初めて秒トレを解いた時の正答率は、60%台ぐらいでした。
問題一覧が全部ミドリになるまで回しながら、何度も間違える問題にはブックマークを付ける。
1回転終えたら、次は問題一覧が全部ミドリになるまで回していきましょう。

何度も間違える問題には、ブックマークを付けることをオススメします。
(後の勉強につながります。)

最初のうちは、同じ問題を何度やっても間違えるのが当たり前ですので、ここで凹まないようにしてください。
ブックマークだらけになったとしても、むしろ「苦手を把握できてラッキー!」と思って、前向きにとらえて進んでいきましょう!
ブックマークをつけた問題はExcelなどにまとめて暗記
問題一覧を全部ミドリにしたら、次はブックマークをつけた問題をExcelなどにまとめていきます。

この時に、科目ごとに分けて整理しながらまとめると勉強しやすいです。
まとめ終わったら、問題の論点を抑えながら暗記していきましょう。
ざっくりでいいので、まとめたものすべてに目を通して暗記し終わったら、2回転目に進んでください。
2回転目にやること
1回転目が終わったら、2回転目を回していきます。
1回転目が終わった状態から回すのではなく、データはすべてリセットしてから始めてください。

まっさらな状態で始めると、1回転目よりどれぐらい成長しているのかが分かりやすいというメリットがあります。
もし1回転目の情報を残しておきたい場合は、スクショを撮るなどして保存しておきましょう。
正答率70%~80%を目指しながら、何度も間違える問題には星を付ける。
1回転目では、正答率は気にしなくていいとお伝えしましたが、2回転目では正答率70%~80%を目指して解いてみてください。
1回転目より正答率が上がっていることが実感できればモチベーションアップにつながります。
また、正答率70%~80%台に乗せることができれば、試験範囲のほとんどが理解できていると判断できます。
社労士試験は試験範囲がとにかく広いので、波に乗るまでがとにかく時間がかかりますが、コツコツと解いていけば、クリアできる正答率ですので、無理なく目指していきましょう。
また、ここでも何度も間違える問題がでてきたらブックマークを付けておきましょう。
ブックマークをつけた問題はテキストを確認して、インプット⇒アウトプットする。
2回転目でブックマークをつけた問題については、テキストを確認していきます。
テキストに論点を書き込みするなどしながら、理解できなかった点についてまとめていくのも効果的です。
テキストで確認ができたら、論点を声に出して説明してみましょう。
社労士試験の勉強は、インプット⇒アウトプットの繰り返しが重要です。
テキスト読みの勉強方法については、過去にまとめた記事がありますので掲載します。
3回転目以降にやること(ひたすら繰り返し)
3回転目以降はとにかく回すのみです!

慣れてくると、読み飛ばしながら解いてしまいがちになります。
問題を解く時に、雑になりすぎないように気をつけてください。
きちんと文章は読みながら回答することを心掛けて回せば、頭に入りやすいのでぜひ意識してみてくださいね。
正答率85%~90%台を目指しながら、何度も間違える問題に星を付ける。
正答率100%(=完璧)は目指さない方が良いとお話しましたが、3回転目ともなれば正答率85%~90%台ぐらいは目指した方がいいかなと思います。
実際、『秒トレ』で出てくる問題は問われそうな問題が厳選されているなと感じますし、ある程度は抑えていた方が安心です。

実際、合格した年の直前期には、90%台には乗っていました。
しかし、何度も何度も何度も何度も回しても間違える問題はいくつか出てきます。
なんで何回も間違えるんだろう…と自己嫌悪になるかもしれません。
でも落ち込んでいる時間はもったいないですし、それはもう仕方がないと割り切って、苦手な問題であることを認めてください。
ブックマークをつけて、とりあえず後で復習する問題と位置づけていきましょう。
ブックマークをつけた問題の論点を口に出して説明する。
3回転以上回しても間違える問題は、頭に入りにくい苦手な問題と認識しましょう。
苦手な問題ほど口に出して説明するアウトプットを行うことをオススメします。
実際に説明しようとすると、抜かれている問題のキーワードは何なのか考えるようになりますし、イメージを付けやすくなります。
また、統計であれば「なぜこの数字になっているのか?」自分なりに考えて理由をつけて覚えるのも良いです。
(こじつけでも構いません。)
正答率100%は目指すなとは言いましたが、『秒トレ』に出てくる問題は重要なポイントが抜き出されている為、正答率90%台+間違えた問題=100%みたいな感じで分割してでもすべて覚えることは必要です。
『秒トレ』は自信にもつながる神アプリ!
最初は正答率がなかなか上がりませんが、だんだん回しているうちに上がってきます。
数字として結果が表れる為、日々の成長を感じることができるアプリでもあるなと思っています。
「これだけできるようになった!」と自信につながれば、『秒トレ』以外の勉強の場面であってもモチベーションアップにつながっていきます。
ぜひ、『秒トレ』で効率よく勉強して、自信を持った状態で本試験を迎えていただければ幸いです。