こんにちは。れいるです。
今回は、カフェ勉についてお話していきたいと思います。
私は、社労士試験の勉強を始めようと思っていた時、「カフェ勉をやってみたい!」と思っていました。
カフェでコーヒーを飲みながら勉強している人を見た時に、「カフェで勉強ってかっこいいな~」とミーハーな思いもあったのと(笑)、家より集中できるのではないか?と思ったからでした。
しかし、実際カフェ勉を始めると、実はお店に迷惑になっているのではないか?と疑問に思うこともありました。
実際には、店員さんに注意されるようなことはありませんでしたが、そんなモヤモヤした気持ちのまま、カフェで勉強をすることは効率がいいのかどうか考えるようになりました。
ぶっちゃけ、カフェ勉はどういった点で迷惑なのかどうかということに加え、カフェ勉をするメリット・デメリットをお話していこうと思います。
【前提】お店のルールは、お店が決めること。
カフェは、当たり前ですがそのお店で何か購入した方が利用できる場所です。
なので、コーヒー1杯でも頼めば、お店を利用できる権利はありますし、特に禁止と書かれていなければ、勉強をしてもいいと思っています。
しかし、お店によっては、禁止ということをオープンにしていないだけで、実は迷惑だと思っている可能性もあります。
満席の場合だと、回転率を上げたいと思っているかもしれません。
逆に空席があったとしても、ずっと居座られていること自体が迷惑だと感じられているかもしれません。
その場合、お店側から注意を受けることもあるでしょう。
当然、お店をどのような客に利用させるかどうか決める権利はお店側にあります。
勉強ではないですが、実際に私が女性向けアニメのイベント帰りに友人たちと会場付近のカフェに入った時、カフェ利用をするにあたって事前に注意事項を受けたことがありました。
イベント帰りの客は長居することが多いということで、最初に「1時間で退店してくれる約束ができるなら利用してもいい」と言われたことがあります。
周りを見渡すと、明らかにイベント帰りではない客(お子さん連れのご家族など)は、ゆっくり食事をしたり談笑したりしていました。
当時は偏見ではないかと恥ずかしながら怒りを覚えておりましたが、お店が決めたルールに従うことが客のマナーであることを学びました。
なので、勉強をするにしても、頼んだものに対して見合わない時間利用したいのであれば、
・お店側に勉強をしてもいいのかどうか確認する。
・追加で注文をする。
ことをおススメします。
確認については安心感も得られますし、気持ちよくカフェを利用することができます。
カフェ勉のメリット5選!
次に、カフェ勉をすることによって勉強にメリットがあるのかどうかお話をしていきます。
結論から言えば、カフェ勉にもメリットはありますし、カフェ勉をやることによって勉強の質も変わってくる可能性はあると私は思っています。
カフェ勉は息抜きにもなりますし、リフレッシュしながら勉強することができる為、これまで溜まっていたネガティブな感情を和らげてくれるものであると考えられます。
また、自宅が騒がしく集中できない場合であったり、近隣で自習室を利用できる場所がないという方にとっては、カフェはありがたい場所でもあります。
では、具体的に5つのメリットについて、まとめていきます。
①気分転換になる。
受験勉強は長期間に渡る為、ずっと引きこもって勉強をしているとストレスが溜まっていきますよね。
そうならない為にも、どこかに息抜きで出かけたいと思いますが、やはり勉強のことが気になりますし、完全に遊びに行くということも難しいのではないでしょうか。
そこで、息抜き+勉強として、カフェ勉が効果的です。
カフェに向かうという行動がいい運動にもなりますし、体を動かすことによって脳もスッキリします。
また、引きこもっているとネガティブな感情でいっぱいになる時もありますが、カフェにでかけて勉強するという目的を作ることで、視野も広がっていくのではないでしょうか。
②仲間と一緒に勉強ができる。
同じ目標を持った仲間たちと一緒に勉強がしたい場合も、カフェ勉が活かされます。
自宅だと人を招ける環境が整っていなかったり、自習室だと私語が禁止されていたりと、他の場所では仲間と一緒に勉強することが難しい場合ってありますよね。
誰かと一緒に勉強するということは、お互いの得意分野を教え合うこともできますし、仲間から刺激を受けることもできます。
勉強は、孤独との戦いでもある為、たまには分かり合える仲間と一緒に勉強してみるのもいいですね。(※但し、声量には注意が必要です。)
③飲食しながら勉強ができる。
勉強のお供として、甘いものやカフェインが恋しくなることってありますよね。
しかも、自分で何か食べ物を用意するのも面倒ですし、そんな時間があるなら勉強したいと思ってしまうことでしょう。
カフェ勉であれば、美味しいケーキやコーヒーを楽しみながら勉強ができる為、日ごろの疲れを癒しつつも勉強ができて一石二鳥です。
また、日ごろ遊びに出かけることを制限して、勉強を優先している人からすれば新作商品を食べたくても、我慢せざるを得ない状態になっている人もいるのではないでしょうか。
勉強をするためにカフェに行って新作商品を楽しむんだ!とすれば、罪悪感もありませんし、ストレス解消にも繋がることでしょう。
④自宅よりカフェの方が集中できる。
自宅で勉強していると、寝てしまったり、家の中にあるものに気を取られたり、家族に話かけられたり…などなど勉強への障害がありますよね。
カフェに行けば、自分の世界に入りやすいですし、心地よい音楽と雑音がBGMにもなって集中力を高めてくれることでしょう。
また、近所に自習できる場所がないという人にとっては、集中できる場所を探す意味として、カフェ勉がおすすめです。
ちょっと穴場のカフェや、1人での利用客がほとんどであるカフェであれば、自習室のように静かな空間で勉強ができる為、1度お気に入りのカフェを探してみるのもいいですね。
⑤モチベーションが上がる。
勉強をしている中で、定期テストや模試があるかと思いますが、点数が悪いとどうしても自己肯定感が下がっていく一方であるという人もいらっしゃるのではないでしょうか。
やはり、勉強をするにあたっては、自信がついてこないと成績にも影響が出てしまいますし、自分に自信が持ちにくい人ほど自己肯定感は上げていきたいものです。
そこで、カフェ勉を取り入れることによって、「私こんなにも頑張っている!」と外で披露できる為(※実際は誰も見ていないと思うので安心してください。)、モチベーションアップにつながります。
誰かが見てくれているかもしれないという疑似体験を味わうことができるのもカフェ勉の魅力だと思っています。
(昔、ゲームセンターで難しい音ゲーを披露してドヤっとなっているような人がいましたが、そんな感覚に近い気がします。)
勉強は、ほとんどが自己満足ですので、頑張っている自分を存分に披露できるカフェ勉を使って、自信につなげてみてはいかがでしょうか。
カフェ勉のデメリット5選!
逆に、カフェ勉にもデメリットが当然にあります。
私は、社労士試験の勉強をし始めた頃は、カフェ勉に憧れてひたすらカフェに通っていましたが、実際には自分に向いていなかったことが判明しました。
理由としては、
「周りを気にしてしまいがちな性格であったこと」
「無意識にカフェに行くことが目的になってしまっていたこと」
でした。
では具体的に、私がカフェ勉に向いていなかったと感じた点について、経験からお話していきたいと思います。
①周りの声が気になって勉強に集中できない。
カフェにおいて、周りの客は絶対に静かにしているということは言い切れません。
さらには、神経質になりやすい人からすればちょっとの話声でも気になってしまいますよね。
勉強していても、周囲の人の会話が気になってしまっては、テキストや問題の内容が全然頭に入ってこないといったことも考えられます。
これでは、せっかく勉強しようと思ってカフェに来たのに、何も進まずただ単にカフェに来ただけとなってしまいます。
②お店の迷惑になっていないか気になってしまう。
特に勉強禁止と書かれていなければ、カフェ勉してもいいと考えられますが、果たしてどれぐらい居てもいいのか気になってしまうことってありますよね。
事前に確認ができていれば安心ですが、お店が忙しそうにしていて聞けるタイミングもなく、「本当に勉強してていいのだろうか」と考えてしまうこともあるかもしれません。
そう考えてしまうのであれば、カフェで勉強したとしても迷惑かどうか気になって集中できず、勉強の質も落ちてしまうことでしょう。
お店のことが気になってしまうという優しい人こそ、カフェ勉は向いていないと私は思います。
③どんな客が来るのか分からない。
これは私が実際に体験したことですが、気持ちよくカフェ勉していても、ヒドい客がやってくる可能性があります。
私が遭遇した客は、
・店員に怒鳴りつけているカスハラなカップル
・成人した子どもVS両親対決が始まった
・うるさくしていた若い女の子におじさんが怒鳴り散らかす
といった感じでしたが、すべて隣に座っていた客でした。
隣なので、席を変えるにも露骨すぎてできず、結局そのまま勉強していましたが、かなり居心地が悪かったです。
今までカフェといえば癒しの空間と思っていただけに、非常に残念でした。
また、客ガチャであることを痛感しました…。
④周りの客に迷惑だと思われたくない。
先ほどは他の客が迷惑だった場合を挙げましたが、逆に自分が迷惑な客であると認識される可能性もあります。
例えば、いつも混みやすいカフェであれば、自分が来た時は空いていても、知らない間に満席になっている場合があります。
もし席が空くのを待っている立場であれば、カラになった皿やコップを置いたまま勉強している人がいると、つい「あの人退かないかな」と見てしまいますよね。
勉強に夢中になっていて周りが混んでいたことに気がつかなかったということは考えられますし、そうなってしまったら無意識に迷惑をかけていたことにもなります。
周りにどう思われているのか不安だし、迷惑だと思われたくないとどこかで感じてしまうのであれば、カフェ勉は向いていないと言えるでしょう。
また、使っているテキストを見られてしまったら「あの勉強している人ってマナー悪いんだ」と認識されてしまう可能性だってあります。
せっかく勉強している分野を守るためにも、カフェ勉では周囲を気にした勉強が必要ではないかと考えられます。
⑤ただカフェに行くことが目的になってしまっている。
カフェで集中して勉強したいと思っていたのにも関わらず、いつの間にか「勉強<カフェ」になってしまってること、ないでしょうか。
最初は、「カフェで勉強やるぞ!」と意気込んでいたとしても、勉強を差し置いて次はどこのカフェに行こうかなぁ~と考えだすなど、勉強<カフェになってしまい、何のためのカフェ勉なのか分からなくなることがあります。
実際にカフェ勉をしている方で、「そういえば今日カフェで勉強したのなんだっけ?記憶に残っていない。」となっていたら、カフェ勉はおススメしません。
カフェに行く時間を削減してみて、改めて勉強と向き合える場所はどこなのか考えてみてはいかがでしょうか。
カフェ勉との向き合い方は人それぞれ!
カフェ勉には、メリット・デメリットはありますし、向き・不向きもあります。
その為、必ずしも身につく勉強スタイルであるとは言えませんし、逆にカフェ勉の方が勉強がはかどるという人もいます。
カフェ勉をただ単にこなすのではなく、1つの勉強スタイルとして自分に合っているのかどうか考えてみることが大切です。
「カフェ勉に何をそこまで重たいことを~」と言われてしまいそうですが、受験生にとって勉強時間は貴重な時間です。
ぜひ、「貴重な時間をカフェに使うのか?」「むしろ今はカフェに来た方が良いのか?」ぜひ考える機会になって頂ければ嬉しいです。
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