複数受験者はゆるいスケジュールでも大丈夫?社労士合格した年のスケジュール公開!

勉強方法

こんにちは。れいるです。

今回は、複数受験者向けに社労士本試験までのスケジュールについてお話していければと思います。

私も複数受験を経験しており、自己採点して不合格が確定した日から「次はどうしようかな…」と悩んでいました。
しかし、複数受験となると、またあの1年を過ごさなければいけないのかと思うと気が重くなりますよね。
しかも、落ちた直後だと「勉強が足りなかった」とか「もっと暗記が甘かったからだ」とかいろいろと考えてしまいがちです。

では実際に、私が社労士試験に落ちてから合格するまでの1年間のスケジュールを公開していきます。

試験後~9月は遊ぶ。

各予備校から解答予想が発表され、どうみても不合格であると確定した時でした。

結果、選択25点基準点割れ3科目、択一38点割れなしでした。

しかし、「これだけ約1年間頑張ってきたんだから9月ぐらい遊ぼう!」

そう思って、9月は思いっきり遊んでいました。

1人で北海道旅行に3泊4日で行きましたし、しばらく会っていなかった友人と遊んだりなど社労士試験から完全に離れた約1ヵ月を過ごしていました。

テキストも開いていません。秒トレもしていません。問題も解いていません。本当に何もしていませんでした。

10月から予備校通学へ。(10月~翌年3月まで休日は遊ぶ。)

9月は社労士試験に何も触れなかった為、これはそろそろやばいかなと焦りはじめて10月から予備校(大原)へ通うことにしました。
私は、学生時代塾や予備校へ通ったことがないですし、勉強方法も知らないまま育ってきました。
その為、1回目に通信で勉強した時に「勉強方法が分かっていないのでは?」と思い始めて、通信での限界を感じ、10月から通学することにしました。

(実際、不合格の年ではやる気にみち溢れすぎて12月ごろから必死に勉強していて、直前期に失速してゆるゆるになってしまいました。)

あえて、3月ごろまでは適度に遊び、適度に勉強するを続けていました。

ちなみに、10月~翌年3月までの勉強範囲は、予備校に従って、労基から順番に科目を回していました。

4月~5月は年金・年金・年金!たまに社一

そろそろエンジンをかけていこう!となったのが4月ごろでした。

この頃から、休日は予定を入れず、朝勉も始めました。

おかげで、この後の模試でも択一では年金科目が点数稼ぎを頑張ってくれましたし、年金科目の選択も基準点割れがまったくありませんでした。

また、予備校の流れもあって、この時期に年金にプラスして社一も勉強していました。といっても、社一はあくまでオプション的な位置として、あくまで年金が主食というようなポジションでテキストをローテーションして読み込みました。

5月下旬には、今でどれぐらいの知識がついているのか、この時期に唯一模試が開催されているLEC模試を受験しました。あくまで、「どれぐらいできるのか?」を見るためでしたので、当然成績は複数受験にしてはあまりよくなかったです。(選択28点基準点割れ2科目、択一41点割れなし)

6月~7月模試開始。

6月~7月は、模試を本格的に受験しました。

また、模試の記事を改めて上げる予定はしていますが、各学校によってまったく点数が違っていてこの頃がメンタル的にいちばんヤバかったです。

LEC2回目の模試では、択一49点と過去最高の点数を取った為、かなり嬉しかったのですが、数日後に行われた大原1回目の模試では、択一39点と10点も違うのか??と自信を喪失してしまっていました。

計5回模試を受験しましたが、うち選択の基準点割れしなかったのは1回のみでしたが、一旦選択のことは忘れるようにしました。

しかも、選択の勉強はシンプルで「すべて暗記するのみ」でしたので、試験間近の8月から勉強した方が忘却予防にもなるのではなり、効率も良いと考えました。

8月(超直前期)は選択中心!

白書、統計をやっとこさ暗記し始めて、大原の選択トレ問の苦手なところと、社労士24の金沢先生とフォーサイトの加藤先生がYouTubeで上げてくださっていた選択の予想問題は完璧に抑えるようにしていました。(先生たちを信じて(笑))

社労士24 金沢先生(令和6年度)
フォーサイト 加藤先生(令和6年度)

本試験までは、週に1回有給を取るようにしており、平日だと予備校の自習室が朝9時~21時までやっていた為、みっちり9時~21時まで利用していました。
予備校に行くと、同じ目標を持った人たちがたくさんいるので、刺激を受けますし、長時間がんばろうと思えました。なので、8月は近所の図書館の自習室は使わず、予備校の自習室ばかり通っていました。

実は、予備校から自宅まで1時間程度かかる距離であり、正直話すと体を壊しながらも通っていましたが(ストレスからの不正出血が1ヵ月続いていました。)、ここで踏ん張れないとまた落ちると思っていましたし、あと数週間の我慢だと思って、ひらすら自習室へ通っていました。

本試験当日はいつも通りの生活を。

いよいよ本試験当日となりましたが、いつも通り朝の6時に起床して、電車の中では「大原の選択トレ問」を赤文字を隠さずにテキストのように読みながら試験会場に向かっていました。

選択トレ問は、選択だけの勉強だけでなく、択一の勉強にもなる為、論点確認と暗記をダブルで勉強できるお得な問題集だと思っています。重たかったですが、9冊持っていきました(笑)

これも、落ちた年に失敗したことですが、その時は自分のモチベーションをあげようと思って、励まされるような曲や普段聴いている好きな曲をひらすら聴きながら試験会場に向かってしまったのです。

結果、自分に酔ってしまい、試験と真剣に向き合うことができませんでした。

社労士試験はフルマラソン


社労士試験を例えるなら、フルマラソンだなと思っています。

最初から飛ばしまくって早い段階から完璧にしたとしても、ゴールはまだまだ先でスタミナが切れて失速していくと考えられます。

その為にも、本試験の日まで長い目で見て、スケジュールを考えた方がベターです。

まずは助走をつけつつ、直前期から徐々に加速していき、本試験で力を出し切ったゴールをぜひ目指してみてはいかがでしょうか。

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